名探偵チロちゃん
名探偵チロちゃん。
チロちゃんのパパはママがいるのにいろんなおねいちゃんとお付き合いするのが大好き。
そしてパパは究極の大嘘つき。
ママは毎日朝から晩までせっせと働いてチロちゃんのお世話もして遊ぶ時間もないのに、
ぐうたらで仕事もしないでおねいちゃんと遊んでばかりいるパパをいつしかチロちゃんは
尾行するようになりました。
あの日のパパは珍しく仕事が忙しかったのに妙にご機嫌でした。
それはお仕事の後におねいちゃんとお出掛けする約束をしていたからです。
パパはママに
「今夜は仕事が落ち着いたら友達とちょこっと吞んで来るから・・・」
と言っていました。
パパはおねいちゃんとお出掛けするときは必ず「友達」と言います。
おねいちゃん以外の人たちとお出掛けするときは必ず固有名詞を言うのに。
そして、おねいちゃんとお出掛けするときは必ず「ちょこっと」と言います。
朝帰りするのにどうしてちょこっとなんだろう。
チロちゃんはいつも不思議に思いながらパパの言葉を聞いていました。
パパはおねいちゃんの大好きなワインバーに行きました。
そしてママやチロちゃんには見せたことのない満面の笑みでおねいちゃんと
飲んで、盛り上がったところでワインバーを出て仲良く腕を組んでお洒落な
ビルの中に入っていきました。
チロちゃんは1時間待ったけどパパは出で来ません。
2時間待ったけどまだ出てきません。
3時間たったところでほっぺたをほんのりピンク色にしたパパとおねいちゃんが
出てきました。
パパは石鹸のいい香りがしました。
つづく